福島県立あぶくま支援学校
学びの変革や「福島らしさ」をいかした多様性を力に変える教育の充実を図るためには、「学校の在り方の変革」が求められます。働き方改革の推進、効果的な教員研修、チームとしての学校マネジメントの推進、新時代に対応した情報モラル教育、学校の特色化・魅力化の推進など、教員や学校の力を最大化するために取り組んでいることを「あぶくまコラム」として紹介します。
子どもたちの学びの姿を紹介します。
本校の取組や活動紹介、研修会・講演会など、様々な情報を発信します。
【学校における地域との協働】 学校は、子どもたちの将来の自立と社会参加に向けて、その基礎となる力を培う場です。子供たちの豊かな学びと成長のためには、学校内における教師と子どもたちの学びのみならず、地域が学校や家庭と共に教育の担い手となり、地域全体で子どもたちの学びを展開していく環境づくりが重要となってきます。 これらの連携と協働は、地域や家庭における子どもたちの主体的な学びを促すことにもつながり、学びの深化の視点からも重要であると考えています。 【地域での販売活動】 7月
【二次案内のお知らせ】【実践授業公開について】 学びの変革や多様性を力に変える教育の充実のためには「学校の在り方の変革」が求めらます。これらを具現化するための取組として、令和5年度より3つのテーマについての「学び創造プロジェクト」を発足し、課題や指導内容の整理・明確化のほか、関連部署による連携、全体計画の作成・修正に向けた協議・検討に組織として取り組んできました。 <学び創造プロジェクトリーダー> ①性に関する学習 赤井教諭(保健主事)
【高等部に求められる”性”に関する学びとは】 高等部段階における「性に関する学習」は、高校生という今だけでなく、卒業後の社会生活に必要な知識と判断力、行動選択の力を見据えたものであることが肝要となります。そのためには、「男女の体と心の理解」や「自分も相手も尊重した関わりの礎となる学びの充実」が不可欠です。 例えば、男女で異なる体のつくりや仕組みの違いを理解することは、自他を知り、お互いのことを思いやる気持ちをもつことにつながります。避妊や性感染症の予防法は、身を守り、自分の
本校では、「学び創造プロジェクト」と題し、「①性に関する学習」 「②情報モラル学習」 ③「進路・キャリア学習」についての3つのプロジェクトチームを発足し、課題や指導内容の整理・明確化のほか、関連部署による連携、全体計画の作成・修正に向けた協議・検討に組織として取り組んでいます。各チームの活動等について定期的に掲載します。 【学校公開研究会のご案内】【あぶくまの学びの変革に向けた取組】
【“性教育”という言葉は…】 「性教育」や「性に関する指導」やという言葉を耳にすると、誰しも大切な教育の一つであるとは理解していても、「性」という言葉に抵抗感を感じる人も少なくないと思います。この「性に関する指導」を「人としての在り方や生き方について学んでいく学習」として捉え、進めていくことが大切であると考えています。 【学校における性教育が目指すもの】 学校における性教育は、「生命や人格、人権の尊重」など、人間尊重の精神に基づき、児童生徒が“性”に関して正しく理解し、適切
「合言葉は「つなぐ・むすぶ・わたす」~ファシリテーターになろう~」 特別支援教育に携わっていると、校内外における支援会議や保護者等との懇談において、様々な”対話”に基づきながら、必要な情報や課題の整理を進めていく場面が必ずあります。「特別支援コーディネーター」となると、それが所属校における”役割”として求められてきます。 【ホワイトボードミーティング®とは】ホワイトボードを活用して進める会議の方法のことです。 進行役をファシリテーター、参加者をサイドワーカーと呼び
中学部3学年では、郡山市立第四中学校との交流及び共同学習を行いました。 【ボッチャとは】 ボッチャは、重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障がい者のために考案されたヨーロッパ生まれのスポーツで、パラリンピックの正式種目となっています。 上から投げても下から投げても、あるいは蹴ってもよく、ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつのボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競います。 【交流・協働】
【水治訓練室って?】 水泳の学習を行うためにはプール設備が必要となりますが、特別支援学校では、プールのことを一般に「水治訓練室」と呼んでいます。水治訓練は、障がいによる学習上、生活上の困難を克服し、自立を図るために必要な知識技能を学ぶ「自立活動」の中の一つの活動であり、泳法を習得することをねらいとした水泳の学習とは異なり、水の浮力や水圧、水流等の性質を利用した身体機能の向上や心理的な安定、心身のリラクセーションなどをねらいとしています。 【水の中での運動~体育~】 上述の自
音楽は、子どもたちの成長に様々な良い影響を与えてくれます。 特に、年齢や発達段階に応じた音楽とのかかわりは、子どもの言語能力やコミュニケーション力、想像力などを育むことができるものです。 高等部3年8・9組の音楽の学習では、ドレミあそびや身体表現を取り入れながら音楽を聴いたり、歌ったりする活動に取り組んでいます。 ミュージカル「Sound of Music」で世界的に有名な「ドレミの歌」は、各節のメロディの冒頭がドレミファソラシになっていて、音名を覚えるために作られた曲
学校において、児童生徒等の重大事故等が発生した場合、救急要請することに加え、適切な応急手当等を行うことが重要となります。 心停止してから1分経過するごとに、救命率は7%~10%程度低下すると考えられています。また、119番通報から救急車の到着まで、全国平均で9.4分程要するといわれています。救急車が来るまでの間何もしないでいると、傷病者の救命率は約10%にまで低下してしまいます。 救命率を少しでも上げるために、AEDを使用した一次救命処置を行うことが重要です。 近年
中学部3年1組では、国語科の時間に「標語」について学習しました。 標語とは・・・「意見や主張、行動の目標などを簡潔に言い表した語句、モットー、スローガンのこと」(参考文献・・・文部科学省 教科書解説) 自分たちが、日常生活の中で気を付けたり、意識したりしなければならないことについて考え、標語作りに取り組みました。 教科書にある「交通事故注意」や「火の用心」など、有名な標語の例や、企業等のスローガンなども参考にしながら、何をどのように伝えるのか、印象に残りやすくするた
「本当に水族館がくるの!?」 7月3日(水)「環境水族館 アクアマリンふくしま」の移動水族館(アクアラバン)が、いわき市小名浜から遥々あぶくま支援学校にやってきました。 体験するのは、小学部の子どもたち。 子どもたちは期待感にあふれた表情を浮かべ、今か今かと待っていました。 アクアラバン(移動水族館)は、専用トラックの中に水槽があり、生きている海の生き物を観察したり、実際に触れたりすることができる水族館です。 タッチプールでは、福島県の沿岸部に生息するウニやヒトデ、
キーワードは【性・情報モラル・キャリア】 本校は福島県郡山市中田町の自然豊かな環境の中で、小学部、中学部、高等部の児童生徒が学ぶ県内で最も大規模な特別支援学校です。令和6年度は、小学部83名、中学部60名、高等部199名、計342名の児童生徒が学んでいます。 学びの変革や多様性を力に変える教育の充実のためには「学校の在り方の変革」が求めらます。これらを具現化するための取組として、令和5年度より3つのテーマについての「学び創造プロジェクト」を発足し、課題や指導内容の整理・明
7月4日~5日 福島県いわき市方面へ修学旅行に行ってきました。 「環境水族館アクアマリンふくしま」では、レストランで食事をしたあとに、釣り体験を行い、”自分で釣った魚を食べる”という貴重な体験をすることができました。子どもたちが”命”について考えるきっかけにもなったように思います。 館内見学では、事前学習で調べた魚や海の生き物を探しながら、水槽の中を夢中になって見つめていました。 飼育員さんの仕事の様子を実際に見ることもでき、自己のキャリアについて考えるきっかけにも
6月17日(月)~21日(金) に「第1回あぶスポチャレンジ」を行いました。 【あぶスポタイムとは】 運動習慣の確立を目標に、学年や学級ごとに決められた周数で校庭や体育館を走る活動に毎日継続的に取り組んでいます。個々のペースで最後まで走り切ることができるよう、目標をもって取り組んでいます。 「第1回あぶスポチャレンジ」では、普段のあぶスポタイムで培った力を発揮することができるよう「スピードコース」(決められた距離のタイム計測)と「チャレンジコース」(一定時間内に走った距
中学部3学年では、郡山市立郡山第四中学校との交流及び共同学習に取り組んでいます。 7月12日(金)の郡山第四中学校との交流学習に向け、7月4日(木)にZoomを活用したオンラインによる事前学習を行いました。 中学部の生徒たちは、それぞれの学級の紹介をリモートで披露し、学級の特徴やメンバーなどについて写真や動画をもとに発表しました。 好きなものや趣味についての質問をするなど、交流校の友達のことを理解しようと積極的に対話しようとする姿が見られました。 相手に伝わるため