【地域との協働による学び】~生産物の地産地消と商品化~(高等部農園芸班)
【学校における地域との協働】
学校は、子どもたちの将来の自立と社会参加に向けて、その基礎となる力を培う場です。子供たちの豊かな学びと成長のためには、学校内における教師と子どもたちの学びのみならず、地域が学校や家庭と共に教育の担い手となり、地域全体で子どもたちの学びを展開していく環境づくりが重要となってきます。
これらの連携と協働は、地域や家庭における子どもたちの主体的な学びを促すことにもつながり、学びの深化の視点からも重要であると考えています。
【地域での販売活動】
7月に行われた「郡山市緑ヶ丘地域ふれあいセンター」における野菜の販売会では、多くの地域の皆様にお越しいただき、大盛況のもと販売活動を終えることができました。
また、10月16日~18日に行われた「にじのおか祭」においても、農園芸班ブースで子どもたちが生産した野菜の販売活動を行いました。当日お越しいただいた皆様、ありがとうございました。
<生徒の感想>
「初めて会う人と話すのが緊張したけれど楽しかった。」
「たくさんの人に買ってもらうことができて、頑張った甲斐がありました。」
といった子どもたちの感想が聞こえてきました。
これらの地域における販売会に向けて準備を進めていく中で、子どもたち同士の対話による様々な「気付き」と「学び」があり、その一つ一つが個々の成長につながっていったように思います。
【生産物の地域における消費と商品化~ご縁に感謝~】
8月末より、郡山駅前にて長きに渡り地元の方に愛され続ける「居酒屋 安兵衛」様に農園芸班の生徒たちが一生懸命に栽培した野菜を卸させていただいております。この度、その野菜を使ったメニューが商品化されました。
今後も大根や白菜など冬野菜を卸させていただく予定となっておりますので、ぜひ郡山駅前にお越しの際はお立ち寄り頂き、農園芸班の生徒たちが心を込めて作った野菜を味わっていただけたら幸いです。
<居酒屋 安兵衛 公式インスタグラム・Facebook>
【地域との協働・連携による学び】~学校を核とした地域づくり~
地域が学校と連携・協働することは、子供たちの教育環境の充実にとどまらず、地域が教育力を高め、「持続可能な地域づくり」にも発展していくものです。地域と学校が、育てたい子ども像や目指すべきビジョンを共有し、目標の実現に向けて協働していくことが大切です。
今後も地域や企業の方々の支えやご支援を頂き、子どもたちの「多様な学びの充実」と「実践的・体験的な学びの継続」を図りながら、子どもたちの将来の自立と社会参加を目指すとともに、「地域とともにある学校創り」に向けて取り組んでいきたいと思います。
学び創造プロジェクト(木谷・小川)